memo: 何かを説明する時、スライドより手描きで図解するとわかりやすくなる

ちょっとした授業方法のメモ。

先日、和波さんのSchooの授業で、手描きで図解しながら(それをカメラで撮って)説明しているのを見て、「なにこれ、スライドよりわかりやすいっ…」と思いました。

理由を考えてみるとこんな感じ。

  1. 描いているプロセスが話のストーリーと同期する
    (スライドの図ははどこを最初に見ればよいかわからない)
  2. 描くための時間が、理解するのための時間的余裕を生み出す
    (スライドはとにかく早く進んでしまう)
  3. 描いている過程が面白いので、ずっと見てしまう
    (スライドは途中で飽きる、次を見たくなる)

実はスライド資料って課題も多いですよね。授業アンケートとかでもよくない授業のワーストに上がるのが「授業が早い。スライドが早いからメモれない。結果、意味わかんない」というものだったりします。

ということで、早速、授業で図解しながら進めることにしました。もちろん、黒板やホワイトボードを使えれば一番なのですが、スクリーンがメインの部屋はホワイトボードが隠れてしまうことも多く、また、デジタルの資料と組み合わせながら説明したいため、iPadの手描きソフトを使って説明することにしました。

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普段、いろいろな授業を担当しているのですが、例えばCMSって何?とか、地味で技術的なお話もしなければいけないこともあります。しかしながら、なかなか言葉で説明しても、伝わらない…(教員失格ですが私のトークスキルが低すぎるため)しかし、手描きで説明すると「なるほど、わかりやすい」と好評。

しかも、予行演習を見てくれた妻からは「あなたの話はいつも意味がわからないけど、初めて意味がわかったわ」と大変光栄な評価を頂きました。

ちなみに、MetaMoji Shareというソフトは、描いたデータはPDFデータに書き出しすることもできますし、学生もiPhoneやiPadにアプリを入れておけば、リアルタイムで手描きに参加できますし、参加者はそのデータを保存することもできます。

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さて、これをなんと言いましょう?Digital Drawing Presentation? 今後も試していこうと思います。