2014年9月1日〜4日にかけて早稲田大学 ジャーナリズスクールの夏期集中授業「Webスキル」がありました。1日の授業時間は10:00〜18:00まで。我々はこの授業を「フェス」と名付けました。かなり学生にも教員にもかなりハードな授業です。
この授業の三日目には、「Webとジャーナリズムの周りにあるもの」をテーマに、様々な方におこしいただきました。
広告代理店の方は、アドネットワークやDMPなど、いわゆるアドテクに関するお話。PR会社の方は、ある商品やサービスを世の中に広げていくためのエンゲージメントに関する手法のお話。ウェブサービスの開発会社の経営者の方は、クリエイティブサーベイとうデータ解析と視覚化のサービスのお話。ベンチャーキャピタルの方はジャーナリズムや広告分野での実装がされ始めているビッグデータ解析や自然言語処理などの技術を持ったBtoB向けベンチャーの動向について。総合EC系会社のエンジニアの方は、社内でのサービスシステム開発についてやエンジニアとジャーナリストの協業の可能性について。フリーランスのライターの方は、Webブメデァイアにおけるコンテンツの質とブランディング、そして、ライティングにとどまらないイベントやコミュニティー作りなどの新しいライターの役割についてお話いただきました。
お越しいただいた皆様、本当にありがとうございました!
今日の話をざっくりまとめると、アドネットワークもDMPもイベント型のPRもデータ解析やそのツールも、ジャーナリズムにとって敵ではなく、作る・配信する・稼ぐための重要なプラットフォームなんだなぁと、認識。
— 富田 誠 (@tomitamakoto) 2014, 9月 3
ウェブメディアだけで収益を考えようとするからPV&エンゲージ縛りになってしまう。ビジョンとテーマに沿う複合的な活動(イベントや商品サービス作りetc)を継続的にやる、コミュニティードリブンなメディアの可能性も強く感じた。Wiredやgreenzなどはそうなんだろう。 — 富田 誠 (@tomitamakoto) 2014, 9月 3