2022年度卒研審査会と平塚市美術館の卒業研究展

今年の卒研審査会が終了しました…! 今年は15人の学生の指導担当と学年全体のとりまとめでした。(本当に大変だった..)発表したみなさんおつかれさまでした!そして、審査された先生方、学生の教育・研究に協力してくださった方に心から感謝申し上げます。
作品は平塚市美術館にて展示されます。2023年1/18〜22(最終日は14:00まで)。

https://www.u-tokai.ac.jp/ud-humanities-and-culture/news/4363/

担当学生全員を紹介できませんが、私の知人から研究協力いただいた行政デザイン系に絞ってチョッピリ紹介します。(なお、これ以外にも漫画、アニメあり、写真、冊子、ゲーム、イラスト、ドキュメンタリなど多種多様です)

河合優大さん「国の支援制度における対象者確認システムのデザイン—Flownavi—」
支援制度によくある「自分が対象者かわからん..」を簡単に確認できるよう、条文を問いに変換する仕組みを考えサービスとして提案。経産省で1年以上働きながら取り組んだ研究。

和田亜佐子さん「業務への想いを視覚化するビジュアルワークヒストリー」
役人の方の仕事の過程とそこに生まれる想いを語り出し「心情図」として共有する取り組み。和田さんも経産省で1年以上働き、そこをフィールドに研究。

小川祥太郎さん「行政職員の表現可能性を高める作り替え可能なピクトグラム—EMOJISAN—」
役所で制作される図の中でも「人」の表現に焦点をあて、職員自身が人の行為や体制図などをパワポなどで作れる一連のデザインシステムを制作。厚労省広報室をフィールドとした研究。

加藤凜呼さん「関内地域のまちづくり活動のブランディング—たわむれからはじめる」
スナックのような場を作って市民を招き、酒を飲んで戯れ、語り合い、個々人の想いを「書」で描き、張り出す活動を通じてブランディングを実践。横浜関内地域をフィールドとした研究。