情報デザインフォーラム「ワークショップの実践」にてリアルタイムドキュメンテーションをしてきました。

9月20日(土)に千葉工業大学津田沼キャンパスで開催された、第15回情報デザインフォーラム「ワークショップの実践」において、 リアルタイムドキュメンテーションを学生たちと実施してきました。

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メンバー

富田 誠(東海大学)website,  Twitter
角野雅美(早稲田大学)Twitter Tumblr
小澤拓弥(東海大学)Twitter, Website

掲載ページ

 http://design4japan.org/?p=159

振り返り

P1090521今回のチームは3名で実施。富田が主にテキスト化、角野さんがデザイン&フォト、小澤さんがイラストレーションという役割分担です。いつもと同じようにオンライン上で共有された1枚のデータを用いて共同で編集しています。国行政のあり方懇談会よりもずいぶんスリムな体制でできるようになってきました。

ちなみに、デザインをお願いしていた角野さんは、ドキュメンテーションと同時に、Twitterにも投稿していました。いわゆる「つだり(ライブツイート)」です。彼女はジャーナリズムスクールの大学院生なので文章にまとめるのが上手。概要と具体的事例さっとまとめてTwitterにカジュアルに投稿してました。うーむ、私は短い時間で文章にまとめるのが苦手なのでうらやましい。

 

つだり(ライブツイート)というのは、文章や写真が読みやすくシェアもしやすい。また、時系列で見やすいなどメリットはたくさんある。しかし、それがイベント全体の中でどのような位置づけのものであったは、わかりにくい。もしかしたらライブツイートを視覚的にマッピングしていくような方法もあるかもしれない。

mappingmappingなお、ポスターセッションでは、今までの内閣官房の視覚化の取り組みを少し俯瞰してこのようにまとめました。会議の可視化はケースに応じて柔軟に変えていかないと、と改めて思った次第です。

P1090512ちなみに、開始前の会場の様子。写真では空席が目立ちますけど、約100人の来場者で満員御礼。この人数でワークショップをやるというのは、なかなか場慣れしていないと難しそうですね。ワークショップのドキュメンテーションは個別のワークの時間があるので話し続けるディスカッションなんかよりも、比較的ドキュメンテーションがしやすい。しかも、流れが明確なので記録もしやすい。けども、WSで各グループから得られたものをマグネットテーブルのように集合知化し共有するプロセスがあると、難しくなってくると思われます。

P1090522

今回は、アウトプットをすぐに共有できるように(一夜漬けで)design4japan.orgを作成。1セッション終了ごとに掲載していきました。モバイルなどでも閲覧できるようにしていますので、アドレスを貼付けて告知したり、Twitterでハッシュタグ付きでアナウンスしました。ハッシュタグはあまり盛り上がっていませんでしたが(笑…

P1090525後片付けは情報デザインフォーラムの運営の方々と、山崎先生や安藤先生率いる千葉工大の学生の皆さんがテキパキと実施。そして山崎先生の運営能力に脱帽。15回目ということで慣れてらっしゃるのでしょうけど、こういうイベントはとにかく運営が大変。本当におつかれさまでした。

また、会場ではリアルタイムドキュメンテーションで以前から活躍されている常葉大学の安武先生や学生さんたちと情報共有ができました。学生の皆さんは10名くらい?静岡からいらしてた。スゴイ!