厚生労働省初のデザイン専門官の募集が始まった

数年前から厚生労働省の広報室において、参与というかたちでコミュニケーション・デザインの支援をしている。その広報室で、厚労省初のデザイン専門官の募集が始まった。基本的にビジュアル・コミュニケーションを中心としたデザイナーの募集。相応しい方が着任されることを願っている。 (以下の文章は富田による厚生労働 […]

2023年度の卒研指導と平塚市美術館の卒業研究展

今年度も卒業研究の審査会が終わりました。学生の制作・研究は様々な方に支えられています。ありがとうございました。担当学生の卒研は以下のとおりです。 求められずにはじめる造形活動—関内地域におけるデザインギバーの実践録— お店に入って頼まれてもいないのに絵を描き店主にギブすると?商品と引き換えに対価を支 […]

デザインリサーチの授業「営みの循環」を始めます

2022年度9月末から開始する2年生のデザインリサーチの授業「営みの循環」。ある「場」がどのようなアクターのつながりによって、営まれそれらが循環をしているのか、調査して視覚的にまとめた上で、その「場」がどのようになりうるのか未来像をイメージで提案する授業です。 学内外、様々な方々と交流しながら授業を […]

そして、解約した

2021年7月コロナ禍激増するオンライン会議・授業。狭小住宅に3世帯で暮らす私は限界を迎えていた。集中して働く場所が欲しい。自宅近くに格安の賃貸マンションを発見し契約した。 机を探し椅子を探し壁紙を貼り付け吸音材を貼り付け、何度も往復しながら夢中になって居場所を作った 授業もしたし、学会発表もした。 […]

Adobeの研究者向けセミナー

6/6 12:00-13:10 研究紹介や研究計画書の執筆の場面では、自分やチームの研究概念を図にして説明しなければいけないことがあります。しかし、図形ソフトでいくら時間をかけても、うまく作図できなかった経験はないでしょうか。口頭で説明する時に身振りが伴いますが、それは頭の中に立体的な構造が隠されて […]

教職員が1年間のなかで力をいれた「活動」を紹介し合う「活動見本市」を開きました

2022年3月8日、所属する組織(教養学部・児童教育学部)で教職員が1年間のなかで力をいれた「活動」を紹介し合う「活動見本市」を開いた。研究はもちろん教育、校務、趣味、家事、育児など様々な活動が対象。ある人は学部長業務を紹介し、ある人は子育てを、ある人は業務改善方法を、ある人は研究のための現実逃避の […]

2022年度卒研審査会と平塚市美術館の卒業研究展

今年の卒研審査会が終了しました…! 今年は15人の学生の指導担当と学年全体のとりまとめでした。(本当に大変だった..)発表したみなさんおつかれさまでした!そして、審査された先生方、学生の教育・研究に協力してくださった方に心から感謝申し上げます。作品は平塚市美術館にて展示されます。2023年1/18〜 […]

Designship Doで近代デザイン史入門を担当します

実践型デザインスクールのDesignship doの週末に学べる短期講座ウィークエンドクラスで、近代デザイン史講座を担当することになった。開講日は10/1(デザインの日)のオンライン4時間連続で1日のみ。 この講義については、Designship Doで運営に携わっておられ先日は認知科学とデザインに […]

新学科の先生と100分間対談する授業を始めた

僕の所属する東海大学教養学部芸術学科は、これまで音楽、美術、デザインの三つの課程(コース)に分かれていた。しかし、2022年度に1つの学科として統合し新しい芸術学科となった。学科ができたのは1968年なので54年ぶりの大規模な改組だ。新しい学科のコンセプトは学際芸術(だと僕は思っている)。様式や技法 […]

厚生労働省ロゴタイプの制作

2021年3月に厚生労働省のロゴタイプのリデザインをしました(シンボルマークを除きます)。新しいロゴタイプをどうぞよろしくお願いします。 ロゴタイプの説明資料 この制作過程に関する詳細は2021年6月25日〜28日までに開催されるデザイン学会にて「デザイン制作における根拠の形成過程 厚生労働省のロゴ […]

2020年度 卒業研究審査会を終えて

12月25日、2020年度の卒研審査会が終了した。 それにしても今年の4年生はコロナ禍で大変苦労した。本来は車座になってテーマについてディスカッションするはずの4月〜9月はオンラインで集まることに。僕らは生活リズムを維持させるためにラジオ体操したり、ゲストを招いてトークセッションをして刺激を得ようと […]

リーガルデザインプロジェクトの発表@UXROCKET

千葉工業大学の安藤先生&研究室の皆さんがグッドパッチさんのサポートのもと開催しているUX ROCKETにて、富田研究室の学生が発表します。発表内容は、リーガルデザインというデザイン実習の作品の一部です。生活の身の回りにある様々な「契約」。この契約に同意する前に、どのような対話を生み出すことができるの […]

大学オンライン化日記 6月編

6月30日(火) 早いものでもう6月も終わりだ.. 今日は事務作業に専念した日だった。発表ごとが来週までないので、安心して事務作業ができた。 今年の秋学期の授業の調整、来年度の春学期秋学期の教室予約や複数教員の担当、再来年度の改組後の授業に調整が並行して進む。電子基板のように複雑に書き込まれたエクセ […]

コロナの問題に立ち向かう人々を招いてオンライン対話する遠隔富研がスタート

コロナウィルスの問題にどう立ち向かうのか。多様な業種・職種の方をお招きしオンラインで対話するラボを始めます。 社会はwithコロナ、afterコロナへと「適応」を進めています。私のいる大学でも、たった1ヶ月で全ての手続きや授業がオンライン化しました。このような変化の中で芸術が、デザインが、どのように […]

行政機関による新型コロナ関連の情報発信のデザイン

NHKさんより、行政が発信する新型コロナに関するウェブサイトについて取材を受けました。(15秒程度のコメントでしたが) そのことをきっかけに、ちょっとした文章としてまとめてみました。 今、日本だけでなく世界中の行政機関が、新型コロナウイルス感染症に関するWEBページやサイトを開設し、感染症や経済対策 […]

第7回Xデザインフォーラム 協創の仕組みのデザイン~会議が変わる視覚的思考~

‪9/23(月曜祝日)にXデザインフォーラムがあります。常葉大学の安武 伸朗 (Nobuo Yasutake)さん、札幌市立大学の福田 大年 (Hirotoshi Fukuda)さんらと視覚的な会議について一日中、掘り下げます。‬ この御三方は僕が研究をしている領域、つまり視覚的な表現を通じて、人々 […]

共同研究のための視覚的対話のワークショップ、参加者を募集中です!

私は理系研究者などの高度な専門性を持った人たちが、領域を超えて研究を進めるための対話の方法について研究しています。具体的には、領域横断的な研究を進めるための視覚的対話のワークショップのプログラムを開発しています。このプログラムは、研究者自らが複雑な研究を図解し、図解されたものを用いて対話し、動かし合 […]

Design Reflection Workshop and Talk session「感想以上研究未満」

image:清水さん瀧さんらと研究会の時に描いたスケッチ 2019年3月29日 デザインを振り返り、見直すことで実践の知を生み出すリフレクションにフォーカスを当てた、ワークショップとトークセッションを東海大で開催します。本イベントは東海大学教養学部芸術学科で夏季集中講義として開講している「プレゼンテ […]