行政機関による新型コロナ関連の情報発信のデザイン

NHKさんより、行政が発信する新型コロナに関するウェブサイトについて取材を受けました。(15秒程度のコメントでしたが) そのことをきっかけに、ちょっとした文章としてまとめてみました。 今、日本だけでなく世界中の行政機関が、新型コロナウイルス感染症に関するWEBページやサイトを開設し、感染症や経済対策 […]

デザインゲームワークショップ / Xデザインフォーラム

2019年5月7日にXデザインフォーラムにてワークショップを開催しました。Xデザインフォーラムはこれまで話したことのない・やったことのない実験的なことをしないとだめ、と聞いて、専修大学の上平崇仁先生と安武伸朗先生と新しいワークを企画しました。参加や意見表出を促すデザインゲームは、古くからありながらも […]

「デザイン経営」「デザイン思考」その源流にある「働き方」へのまなざし

デザイン経営宣言をきっかけに、「デザインとはにか」「デザインは経営に何をもたらすのか」が再び熱く議論されている。これからデザインはどう再解釈され、社会に実装されていくのだろう。 さて、このデザイン思考やデザイン経営という言葉は、コンサルタントやデザイナーから経営者に向けて語られることで社会に普及して […]

デザインの研究を考えるその2 /「創る」を「語る」ことの難しさ

デザインの研究を考えるその1 /「創る」ことと「語る」ことを往復する探究的なデザイン の続き 「あなたの作品の意図をXX字で説明してください」創る人を最も悩ますのがこの指示だ。頭の中にはキーワードらしきものが浮かんでいる。キーボードを叩いて、なんとかそれを文字にする。しかし文章にはならない。行き場の […]

視覚的対話が生み出す理解と参加 -ビジュアルファシリテーションの実践を通して- 情報コミュニケーション学会 15回 講演資料

3月10日と11日に情報コミュニケーション学会の第15回の全国大会が大手前大学で開催された。大会テーマは「地域共創とコミュニケーション」。大会ではすべての口頭発表がグラレコされるなど(参考:鈴木さんのエントリー)、対話の視覚化を全面的に取り入れた学会であった。そのような関係もあり、招待講演で発表をさ […]

故渡辺保史さんの遺稿 「Designing Ours 『自分たち事』のデザイン」の出版に向けて

故・渡辺保史さんのご遺稿の出版を目指すクラウドファンディングが始まった。渡辺さんはメディア・ジャーナリストとしての活動を経て、北海道大学科学技術コミュニケーター養成 ユニット(CoSTEP)特任准教授として着任 、その後2012年に東海大学の札幌キャンパスの教員として着任された。情報デザインの領域に […]

研究者向け視覚化WSプログラム「Visualize Our Research」公開

http://diagram.pics/   2017年3月に東北大学で開催した視覚化WSに続き、7月4日、11日に東海大学マイクロナノ研究開発センターで視覚化WSを開催しました。 このワークショップは、研究者の方々が自身の研究内容を視覚化するのと同時に、それらを繋ぎ合わせ、組織全体の研究 […]

公務員及び研究者の資料の視覚化における当事者デザイン支援について

 公務員や研究者の資料の視覚化に関する一連の取り組みを振り返り考察したいと考え、第64回 日本デザイン学会で発表をしました。発表したテーマセッションは「当事者デザイン」です。このテーマセッションは今年初めて設定されたにも関わらず、たくさんの方が発表されており、デザイン研究者の関心の高さが伺えまます。 […]

WE DESIGN SCHOOLで社会人向け授業をします

昨年に続いてWE DESIGN SCHOOL(以下、WDS)で社会人向けのデザインの授業をします。この講座は、デザインが未実装なモノをリ・デザインする(最適なものにデザインし直す)ことを通して、様々なデザインの”キソ”を学ぶ授業です。 課題は以下の通りです。 電気料金の請求書 […]

当事者デザインを英語にすると

2018.11.4 ページ下部に追記あり デザイン学会の発表概要を作っている時に、疑問に思ったことがあった。それは、当事者デザインを英語でどう表現すれば良いということだ。 上平先生はBy Themselvesというキーワードを、Liz sandersはBy peopleというキーワードを使用されてい […]

当事者デザインという言葉との出会い

当事者デザインという言葉は、2016年6月に専修大学の上平先生に(居酒屋で)教えていただいた言葉で、ブログではこのように紹介されています。 「当事者デザイン」という言葉は、はこだて未来大学の原田先生と岡本先生が2016年度デザイン学会のセッション名として生み出した言葉であり、まだ定着はしてないと思う […]