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大学オンライン化日記 5月編
5月31日(日) 今日は休みにした。 ラーメン屋でラーメンを食べた。武蔵小山の「じらいや」。一口食べたときに旨さが滲みて、まるで傷口をアルコールで消毒したときのような表情になった。考えてみれば飲食店の…
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大学オンライン化日記 4月編
新型コロナウィルス 感染症の問題から、多くの大学がキャンパス内入校禁止し、春学期の授業をオンラインで実施することになった。本務先の東海大学もそのような決断を下した。幸か不幸か私は自分の所属するデザイン…
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卒業するみなさんへ
[ 写真:卒業式の日、自宅前の桜 ] 毎年、卒業式挨拶のための原稿を書いているのだけど(アドリブで話せないから)、今年は式典もなくなってしまい、落ち着かない卒業式になってしまったので、ここで原稿を公開…
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行政機関による新型コロナ関連の情報発信のデザイン
NHKさんより、行政が発信する新型コロナに関するウェブサイトについて取材を受けました。(15秒程度のコメントでしたが) そのことをきっかけに、ちょっとした文章としてまとめてみました。 今、日本だけでな…
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デザインの実践がもたらす全体性の察知
この原稿はVivivit社主催で行われたイベント「BIBLIO.vol2 クリエイティブ教育プレゼン」で講演させていただいた「デザインの実践がもたらす全体性の察知」の内容を一部修正したものです。 創造…
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第7回Xデザインフォーラム 協創の仕組みのデザイン~会議が変わる視覚的思考~
9/23(月曜祝日)にXデザインフォーラムがあります。常葉大学の安武 伸朗 (Nobuo Yasutake)さん、札幌市立大学の福田 大年 (Hirotoshi Fukuda)さんらと視覚的な会議に…
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共同研究のための視覚的対話のワークショップ、参加者を募集中です!
私は理系研究者などの高度な専門性を持った人たちが、領域を超えて研究を進めるための対話の方法について研究しています。具体的には、領域横断的な研究を進めるための視覚的対話のワークショップのプログラムを開発…
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Design Reflection Workshop and Talk session「感想以上研究未満」
image:清水さん瀧さんらと研究会の時に描いたスケッチ 2019年3月29日 デザインを振り返り、見直すことで実践の知を生み出すリフレクションにフォーカスを当てた、ワークショップとトークセッションを…
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川地 真史氏 特別講演 「CoDesignの これまでとこれから」
Oodi library Photo by Jaakko Kemppainen on Unsplash 2019年度春学期 富田ゼミナール 最終特別講義として、川地 真史…
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デザインの実践の語り方 2019年春季デザイン学会
2019年春のデザイン学会で私が印象的だったのは、社会の中で実践されるデザイン(Designing)の語り方が、これまで以上に多く議論されていたことだった。 口頭発表のテーマセッションでは、情報デザイ…
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デザインゲームワークショップ / Xデザインフォーラム
2019年5月7日にXデザインフォーラムにてワークショップを開催しました。Xデザインフォーラムはこれまで話したことのない・やったことのない実験的なことをしないとだめ、と聞いて、専修大学の上平崇仁先生と…
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「デザイン経営」「デザイン思考」その源流にある「働き方」へのまなざし
デザイン経営宣言をきっかけに、「デザインとはにか」「デザインは経営に何をもたらすのか」が再び熱く議論されている。これからデザインはどう再解釈され、社会に実装されていくのだろう。 さて、このデザイン思考…
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100年前の資生堂にみる デザインの実践と思想
先日、資生堂ギャラリーで資生堂初代社長の福原信三のデザインの実践や、残した言葉からこれからのデザインのあり方語るトークセションが開催された。登壇者は、資生堂の信藤洋二さんとモバイルクルーズの安西洋之さ…
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デザインの研究を考えるその2 /「創る」を「語る」ことの難しさ
デザインの研究を考えるその1 /「創る」ことと「語る」ことを往復する探究的なデザイン の続き 「あなたの作品の意図をXX字で説明してください」創る人を最も悩ますのがこの指示だ。頭の中にはキーワードらし…
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デザインの研究を考えるその1 /「創る」ことと「語る」ことを往復する探究的なデザイン
デザインの研究の難しさの1つは、自分がおこなったデザインによって、どのように人々や社会の関係性が変わったのか、その全体を記述することだろう。 このような問題について、函館未来大の原田泰さんや横溝賢さん…
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ポートフォリオ作りから見つける、自分の創造のクセ、流儀、哲学、やりたいこと、やりたくないこと
デザイン系の学生はポートフォリオと呼ばれる自分の活動や作品をまとめた作品集を作って、それを見せながら就職活動をすることが多い。僕はこのポートフォリオの作り方を学び発表する夏季集中授業「プレゼンテーショ…
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ヨガと健康と観光とデザイン
最近、僕のツイッターがヨガ投稿おじさん化していて、ご存知の方も多いかもしれないけど、近頃、ヨガに没頭している。 実はヨガには長年抵抗感があった。ヨガにはどうも女性的なイメージがあって男性はレッスンを受…
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ミミクリデザインと共同でワークショップ「Visual logue – 視覚的対話の手法を探る」を開催します
ワークショップデザインを専門とするミミクリ&東京大学の安斎勇樹先生らと「視覚的対話 Visual-logue」をテーマとしたWSを開催します。人々が協力し合うための視覚的なコミュニケーションの手法を学…
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デザイン学会2018の発表とその振り返り
[Eye-cath Image : 植田育代 2018] 日本デザイン学会が大阪で開催された。ちょっと遅くなってしまったけど、共著の方の発表があるのでそれらを中心に振り返ってみようと思う。 まず、今年…
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社会へのまなざしを持ったデザインの学び / ソーシャルクリエイティブイニシアチブイベント 発表資料
ソーシャルクリエイティブ・イニシアチブ 「社会をクリエイティブにデザインする」のライトニングトークにご招待をいただいた。しかし、情けないことに、大学の100分の授業になれてしまって、その1/20の時間…
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視覚的対話が生み出す理解と参加 -ビジュアルファシリテーションの実践を通して- 情報コミュニケーション学会 15回 講演資料
3月10日と11日に情報コミュニケーション学会の第15回の全国大会が大手前大学で開催された。大会テーマは「地域共創とコミュニケーション」。大会ではすべての口頭発表がグラレコされるなど(参考:鈴木さんの…
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筑波大学 大学院芸術専攻に入学することになった
4月から35歳にして博士後期課程の学生になる。 博士課程に進むかどうかは、東海大学でお仕事をいただいた時から悩んでいた。博士は「足の裏の米粒」とも言われているらしい。博士という資格は取らないと気持ち悪…